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一日一日を大切に関わる

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一日一日を大切に関わる

あったかんごショートストーリー3

~1分で伝える私たちの忘れられない看護~

一日一日を大切に関わる

この体験は、私が看護師2年目の春。

病棟が慢性期病棟でお看取りすることが多かった時の内容である。

すい臓がん末期ステージ4 骨転移もある男性患者さんがいて、在宅に帰る準備を進めていた。

 A氏はポータブルトイレを利用したり、食事も数口だったが自己摂取されていた方。できることは自分で成していたが徐々に体力も落ちてきて、ポータブルトイレを使うことは困難な状態だった。

私が夜勤明けのこと、下膳をしに行くとポータブルトイレに座ったまま息を引き取っていた。

最後の最後まで、できることは自分でやろうとした姿に私は感動した。

 家族が最後の瞬間に立ち会えないケースが多いが、本人が最期まで自分らしく過ごすためにはどんな看護ができるか。

末期がんなどは特に、突然何が起こるかわからない。

一日 一日 大切に患者さんと関わっていきたいとA氏から学ばせていただいた。

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