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~看護部長ブログ~「えみの部屋」重症心身障害児・医療型特定短期入所サービス ぽっかぽか

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~看護部長ブログ~「えみの部屋」重症心身障害児・医療型特定短期入所サービス ぽっかぽか

えみの部屋 シリーズ第5弾!!

看護部長の三井恵美です。

今回の「えみの部屋」ぽっかぽかです。

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えみの部屋へようこそ!

おじゃましま~す♡

今回は医療的ケアが必要な子どもたちと(呼吸器・胃ろう・気管切開のある子どもなど)関わっている、看護師さんと保育士さんにお話しを聞いていきます。

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現在は何名の子どもたちが利用しているのですか?

ぽっかぽか:1日の定員は7名、27名が登録しています。ひと月に約22名が利用します。

どんなチームで関わっているのですか?

ぽっかぽか:小児科の医師・看護師・保育士の他に、ぽっかぽかを利用する時に相談をするのがケースワーカー・食事も提供できるのでご両親と栄養士がどんなご飯がいいか相談をします。リハビリをする子どもはリハビリのセラピストと相談します。様々な職種と関わりながら子どもたちが安心して過ごせるよう努めています。

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ぽっかぽか;重症心身障害児のご家族とお話をすると、とても大切に育てているのが伝わります。「自分で育てたい」と頑張っていたお母さんは、他の人に子どもを委ねるのがつらかったと言っていました。しかしぽっかぽかを利用するようになって「一緒にこの子の成長を共感し共有できることが嬉しい」と気持ちが変化したことを教えてくれました。

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ぽっかぽかの魅力は何ですか?

ぽっかぽか:魅力は何と言っても子どもたちです。他のスタッフも「ちょっとおじゃましま~す」と、子どもたちに癒されにやってきます。私にとってもこの場所や子どもたちが必要で助けられています。また子どもたちのケアをしながら、成長している姿を見れることは嬉しい事です。ぽっかぽかは医師もいるので、日々変化していく病状を医師と一緒にみていけることは安心につながります。

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印象に残るエピソードはありますか?

ぽっかぽか:初めて見学にいらしたお母さんが、私たちがケラケラ笑って子どもたちと接しているのを見て「笑っていいんですね」と涙を流してお気持ちを話してくれました。自分の子供に障害があると分かった時、母親は自分のことを責めてしまうことは有名です。本当にこのお母さんは、この数年笑えなかったんだ。そういうお母さんの子どもを私たちはお預かりをしているんだと強く思いました。いつも笑っているお母さんでも、裏ではこのような思いがあるんだという事を忘れてはいけないと思いました。

ぽっかぽか:障害がない子供は小学校に入学するとある程度自立するけれど、私たちはずっと一緒なんだ、大人になってもずっと一緒なんだと思い未来が描けなくなったと言っていたお母さんもいました。それを聞いてまだまだ私たち医療従事者がやることはいっぱいあって、お母さんたちがそんなことを思わなくていい未来が来るよう努力していきたいです。

実習で看護学生さんが来るけれど、学生さんの反応はいかがですか?

ぽっかぽか:学生さんは子供たちのことを「かわいそうだなという目」で見ているんだと思います。だけど一緒に自宅に送迎に行き、お母さんやお父さんに会って家族の大変さや愛情の深さなどを知ります。実習が終わる頃、「かわいそう」だけではない何か違った見方になっていると嬉しいです。一般の小児科実習では得られない学びが出来ていると思います。

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~看護学生さんにメッセージ~

本当にかわいい子供たちです。キラキラしていて一生懸命生きている子供たちに会いに来てください。

病院を出た後も医療を必要としている方は地域にいっぱいいます。そこに焦点を当て、2015年にこの「ぽっかぽか」を始めた医療生協を私は誇りに思っています。この事業をずっと続けるためにも、是非一緒に働きませんか!!

かわいそうとか全然ないし、子どもたちはみんなピュアです。看護師なので大変なことも多いけれど、病棟では味わえない看護があります。興味がありましたら、体験に来てください。いつでも歓迎しております!!

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