~看護部長ブログ~「えみの部屋」 気になるうんこのはなし ~皮膚排泄ケア認定看護師~
えみの部屋 シリーズ第7弾!!
こんにちは 看護部長の三井恵美です。
今回の「えみの部屋」は皮膚排泄ケア認定看護師をお呼びしました。
川崎医療生協の班会活動「気になるうんこのはなし」と
皮膚排泄ケア認定看護師としての今後の展望にいて
お聞きしていきたいと思います。
部長:こんにちは。えみの部屋にようこそ。
今回は川崎医療生協ならではの班会メニューを作成していただいたということで・・・
まず、はじめに、今回班会メニューを作ろうと思ったきっかけは何ですか?
看護師:私は皮膚排泄ケア認定看護師で、ストマ(人工肛門)ケアを専門にしています。
ストマになってしまう患者さんの多くの理由は大腸がんです。
私は専門的な知識で、患者さんが退院後に社会復帰に向けて、ご苦労が少ないように
装具の選択・ケアの方法を勉強してきました。
ですが、ストマにならないことが一番いいことだと私は思っています。
大腸がん予防、早期発見のために健診を受けて
組合員さんには、健康を維持していただきたいという思いで
大腸がん検診をお勧めする班会メニューを作りました。
川崎医療生協の班会活動 ~「気になるうんこのはなし」~
部長:川崎医療生協の組合員さんたちは、地域の中で色々な班を作って、
地域の中で健康に暮らしていくための班会づくり、そこでは
「ひとりひとりが、健康増進のために何をしたらいいか」ということを、
時々病院の職員さんを呼んで学習会をしています。
今回、「気になるうんこのはなし」班会に参加していかがでしたか?
看護師:組合員さんたちは、ほんと熱心に聴いてくださって、質問もありました。
今回は「気になるうんこのはなし」というちょっとタイトルをおもしろくしてみたんです。
なかなか個人的なトイレの中のことなんで、ふだん他の人と話す機会がそもそもないと思います。
ですが、今回集まったみなさんで話しをしてみると、
「実は毎日(便が)ゆるいんだよ」とか「(便が)硬いんだけど」みたいな話になりました。
そこから「これは異常なんだろうか?」と質問される方もいました。
いろいろご心配なこともあると思います。
班会では健診を勧めて、いつもと違ううんちがでた時は受診をしましょうと話しをしました。
この班会が、大腸がん検診がみんなに広がるきっかけになればいいなと思ってます。
皮膚排泄ケア認定看護師として ~これからの展望~
部長:ここからは、皮膚排泄ケア認定看護師としての今後の展望を聴いてみたいと思います。
皮膚排泄ケア認定看護師として、今後、病院の中でこんなことしてみたいな、
地域の中でこんなことやってみたいなという事はありますか?
看護師:褥瘡のケアに関しては、主に入院患者さんに行っています。ですが、
在宅で療養されている方の褥瘡も増えていると思うので、できれば訪問看護に同行したいです。
私が一緒に行くことで、お役に立てることがあればいいかなと思ってます。
部長:これからは、看護師も基礎的な知識だけでなく、患者さんの個別性に合わせた
日常生活援助ができるよう看護計画を立てていけるようになればと思います。
院内の啓蒙活動もよろしくお願いします!
活躍の場は院内だけじゃない 地域にも広がっています
部長:この「気になるうんこのはなし」の班会は
皮膚排泄ケア認定看護師と院内の看護主任たちが、
地域の健康増進活動を盛り上げようと
中心になって行ってくれました。
院内に留まらず、地域でも力を発揮してくれている姿勢が
私は本当に素敵だと思います。
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