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基礎3研修 きらり看護発表会

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基礎3研修 きらり看護発表会

3年目看護師たちが心に残るエピソードを
ナラティブでまとめました

1.「一杯の水」
2.「安全基地」
3.「大好きな患者さん」
4.「家族の愛に触れて感じたこと」
5.「心に触れる看護」
6.「正しい看護とは」
7.「寄り添う看護とはなにかを考えた」
8.「その人らしく過ごすためのリハビリ」
9.「患者にとっての普通とはなにか」

上記 9つのエピソードは、ホームページ上の
「あったかんごストーリー」のコーナーで
これから順次公開しています。

今回は最初のエピソード「一杯の水」をブログで少しご紹介させていただきます。 
他のエピソードについても、今後少しずつブログでも紹介していきます!

「一杯の水」

「ただの水なのにどうしてこんなに美味しいんだろう」
Aさんは鼻からドレーンが入れられ絶飲食の指示となった。
「喉が渇いて水が飲めるようになりたい。まだ駄目なんでしょ?」と
治療への理解はしているが制限に対して辛い様子だった・・・

Aさんは、徐々に症状が改善し数日後、飲水許可が出た。
Aさんにそれを伝えるととても嬉しそうに笑顔になった。
初めは氷水にスポンジブラシを浸し口腔内をアイスマッサージしてから
少しずつ水を飲んでもらった。
「冷たくて気持ちいい。本当にありがとう。ただの水なのに
どうしてこんなに美味しいんだろう。こんなに水が美味しいと思ったことがなかった」
ドレーンを入れたままのため飲み込みやすいように少しとろみをつけた水で
あったがとても嬉しそうに美味しそうに水を飲んでいて、ただ水を渡しただけの私も
とても嬉しくなった。
自分にとってはただの水だったが患者さんにとっては待ち望んだ貴重な一杯の水だった・・・

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発表を聴きながら、その場面が頭の中にふわっと浮かんできて
とてもあたたかい気持ちになった きらり看護発表会でした。

みなさんの「きらり看護」をまたぜひ聴かせてください。
ありがとうございました!


看護学生担当

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