2020年卒
名前 | R.N |
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所属部署 | 地域包括ケア病棟 |
卒業校 | 北海道看護専門学校 |
カテゴリー | 若手 |
川崎協同病院を選んだ理由を教えてください
リハビリテーション科で兄が以前協同病院に勤めておりました。職員は患者さんに寄り添い、他職種でのカンファレンスも多く設けていると聞いていました。私は患者さん一人ひとりとの時間を大切に看護したい!という思いがあります。協同病院でなら患者さんの目線で看護ができるんじゃないかと思い、転職を決め就職をしました。
川崎協同病院の魅力を教えてください
日々他職種でのカンファレンスがあり、患者さんの情報共有や意見交換を活発に行っているところです。医師・看護師・リハビリテーション・栄養士・ケースワーカーなどみんなで、退院後も患者さんがその人らしい生活を送れるよう話し合っています。また、あたたかい先輩がたくさんいて、日々学びも多く看護師として成長も出来ます。とても働きやすい職場だと思います。
やりがいを感じる時はどんな時ですか
私はもともと積極的に発言することが苦手でしたが、カンファレンスなどを通して積極性が少しづつ身につきました。カンファレンスで意見交換が活発にでき、それが少しでも患者さんの看護に繋がった時やりがいを感じます。退院支援を通して受け持ち看護師(プライマリー看護師)としての役割を果たし、本人や家族が望む形で退院を迎えた時は達成感も感じます。
心に残るエピソードなどありますか
認知症に伴い食事が認識できず、摂取量が低下している患者さんに対する看護が印象に残っています。チームの看護師みんなで何度もカンファレンスを行いました。まず食事が認識できるよう目の前に食事を置き、食事時間に食事をするのではなく、本人が覚醒している時間に食事介助を行いました。栄養科には嗜好調査・リハビリテーション科には唾液マッサージの方法や嚥下訓練などを看護師にもレクチャーしていただきました。食事前には口腔ケアやアイスマッサージを行い、食事を食べる口腔環境も整えました。食事時間が長いと寝てしまうため、30分以内にすべてが終わるよう技術の向上も頑張りました。他職種も含めみんなで様々な工夫を行い、根気強く関わりました。患者さんは少しづつ食事摂取量が上がり、表情も柔らかくなり介助者に顔を向けてくれる頻度も増しました。日々の何気ない会話や声かけが食事摂取量増加に繋がり、諦めずに関わる大切さや看護の楽しさを感じました。