皮膚・排泄ケア認定看護師
名前 | K.I |
---|---|
所属部署 | 慢性期病棟 |
卒業校 | 東葛看護専門学校 |
カテゴリー | 認定 |
認定看護師 資格記入 | 皮膚・排泄ケア認定看護師 |
やりがいを感じるときはどんな時ですか
最近入院した患者さんで、全てのことに激しく拒否をする患者さんがいました。看護師が病室に行き検温もできないくら怒っていました。その方は人工肛門(ストマ)があり、長年トラブルを抱えていました。病棟看護師からストマケアについて相談があったので、患者さんに話を聞きその患者さんの皮膚やストマの状態に合った装具やケアの方法を提案しました。それから病棟看護師は、「なんでこの患者さんはこんなに怒っているのか?」考え、患者さんに寄り添いながらケアを実践していきました。徐々にストマのトラブルが解消されると、患者さんは看護師のことを受け入れてくれ「ありがとう」と言って退院できました。
認定看護師は専門的な知識があり、病棟スタッフに提案やアドバイスをします。それを毎日継続してケアを実施するのは現場の病棟看護師です。ケアを実施する看護師の手助けとなり、患者さんが幸せに過ごせる一助になれた時やりがいを感じます。
普段どんな仕事をしていますか
- 褥瘡委員会は、医師・認定看護師・看護管理者・病棟看護師・薬剤師・リハビリテーション・栄養士で構成され、月に2回院内褥瘡回診・月に1回会議を行っています。入院している患者さんで褥瘡が形成されている全患者さんのラウンドに行きます。「褥瘡になりそう」な方から「なかなか褥瘡が治らない」方まで幅広い患者さんをみます。治療は医師の指示のもと行いますが、患者さんの普段の姿勢や清潔ケア・栄養や退院に向けての継続看護について、褥瘡委員会で意見交換をし、より良い医療や看護が提供できるよう調整しています。
- 人工肛門の装具がはがれる・漏れる・かぶれるなどトラブルのある患者さんの相談を受け、ケアの提案をします。
- 尿もれ・おむつの当て方・褥瘡・人工肛門など様々な内容の学習会を、医療スタッフや組合員さんに対し行います。予防や啓蒙活動・スタッフ教育を行っています。