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初心の気持ちを忘れない看護師になりたい

初心の気持ちを忘れない看護師になりたい

初心の気持ちを忘れない看護師になりたい

入職して3か月がたったころ、頸椎固定術を初めて受ける患者さんを受け持ちました。私自身も手術する患者さんを受け持つのはその時が初めてでした。急性期病棟のため、手術が終わると数日でリハビリ病棟へ転棟されました。その間私が覚えている介入は、術前のオリエンテーションや呼吸器訓練の必要性を説明し、不安だと話す患者さんをなんとか前向きな気持ちにするため声掛けをしたくらいでしょうか。それも業務を覚えることに必死で、どんなことを話したのか記憶は曖昧です。

その後何週間か経ち、患者さんの退院の日。私に一言挨拶を、と他病棟からわざわざ足を運んでくださったというお話を聞きました。自分が受け持ちした患者さんで、挨拶をしに来てくれた方は初めてだったのですごく嬉しかったことを覚えています。その一方で、自分の何が患者さんを動かしたのかわからないままで疑問が残っていました。

しかし、患者さんが退院して数日後、ふと他の看護師から「あの患者さんが手術に行く前に『私も今日が初めての手術なんです。初めて同士頑張りましょう。』って声かけてたよね。隣の部屋で聞いていて素敵だと思ったんだよね」と言われ、確かにそんなことを言ったなと思い出しました。

今思えば、私の一言は患者さんにとって初めての手術で緊張しているところに不安を増強させてしまうような声掛けだったようにも思います。それでも当時自分が考えた精一杯の励ましがあの一言でした。あの時の患者さんも、不安を共有する仲間として捉えてくれていたのかもしれません。何気ない言葉でも相手のことを思いやり寄り添おうと思っての言動が、退院日の患者さんの行動につながったのではないかと解釈しています。

看護師として成長し続けると同時に、常に初心を忘れず患者さんの気持ちに気付き、何ができるかを考え続ける看護師になりたいと思っています。

 

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